親知らずの抜歯

親知らずは、永久歯の中で最後に生える奥歯であり、正式には「第三大臼歯」、別名「智歯（ちし）」とも呼ばれます。通常、中切歯（最前方の前歯）から数えて8番目に位置し、10代後半から20代前半に生えてくることが多い歯です。

しかし、現代人の顎は進化の過程で小さくなっており、その結果、親知らずがまっすぐ生えない・埋まったままになるといったトラブルが起こることが増えています。生えてきた親知らずが正常に機能する場合は問題ありませんが、多くのケースで歯並びの乱れ・むし歯・歯周病のリスクを高める原因になります。

当クリニックでは、親知らずの状態を詳細に診断し、抜歯が必要かどうかを適切に判断した上で治療をおこないます。

親知らずは、生え方によってはトラブルを引き起こすことがあります。そのため、痛みや腫れが出る前に、適切なタイミングで抜歯を検討することが大切です。一方で、まっすぐ生えていて問題のない親知らずは、無理に抜く必要はありません。当クリニックでは、CT撮影を活用した正確な診断をもとに、抜歯の必要性を慎重に判断します。できるだけ負担を少なく、患者さんにとって最適な治療方法をご提案いたします。
「親知らずを抜くべきか迷っている」「痛みや腫れが気になる」など、お悩みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。親知らずの状態をしっかりと確認し、最善の選択ができるようしっかりとサポートさせていただきます。