当院が選ばれる理由

当クリニックでは、「できるだけ歯に手を入れたくない」という基本的な考え方に基づき、最小限の侵襲で最大限の効果を目指す治療をおこなっています。

削ったり、抜いたりした歯は、その後どんな治療を施しても完全に元の状態に戻ることはありません。かけがえのない天然歯を保存して守り続けるために、可能な限り歯への侵襲を抑えた治療を心がけています。
中国の古典『孫子の兵法』に由来する「萌を制する」という哲学を大切にしており、問題が大きくなる前に小さな介入で解決することを重視しています。例えば、初期の虫歯であればフッ素塗布などで再石灰化を促し、歯を削らずに治療することもあります。また、お子さまの歯が生え始める段階で適切な介入をおこなうことで、将来の大きな矯正治療を回避できることもあります。
人間がおこなう治療には限界があり、人工物で修復しても元の歯の強度や機能を完全に再現することはできません。そのため、歯の健康な部分を最大限に残し、必要最小限の処置で済ませることが重要だと考えています。

当クリニックでは、「一律に半年に一度」というような画一的なメインテナンス間隔ではなく、患者さん一人ひとりのリスクに合わせたオーダーメイドのメインテナンスプログラムをご提供しています。
虫歯や歯周病のリスクは人によって異なります。リスクの高い方は2ヶ月に1回、標準的な方は4ヶ月に1回、リスクの低い方は半年に1回というように、科学的根拠に基づいて最適なメインテナンス間隔を設定しています。
また、「お口の健康手帳」を活用して治療の経過や口腔内の状態、次回のメインテナンス予定などを記録し、継続的な管理をおこなっています。メインテナンスは「大掃除」のようなものであり、ご自宅での日々のケアと組み合わせることで、口腔の健康を長期的に守ることができます。

当クリニックでは、精度の高い治療をご提供するために最新の医療機器を導入しています。特に「マイクロスコープ」は歯科治療用の高性能顕微鏡で、肉眼では見えない細部まで拡大して観察することができます。根管治療や精密な虫歯の除去などにおいて、より確実な診断と精密な治療が可能になります。
また、マウスピース矯正のための「口腔内スキャナー」や「ルーペ」と呼ばれる拡大鏡なども活用し、細部までしっかりと確認しながら治療を進めています。
しかし、どんなに優れた機器も、それを使いこなす経験と知識がなければ真価を発揮できません。当クリニックでは、最新技術と豊富な臨床経験を融合させることで、より精度の高い歯科治療をご提供しています。

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