- HOME>
- 口腔外科
口腔外科
このようなお口のトラブルでお困りではありませんか？
- 親知らずが痛む
- 転んで歯が折れてしまった
- 口の中をケガしてしまった
伊藤歯科クリニックでは、このようなお悩みに対して口腔外科治療をおこなっております。親知らずの抜歯をはじめ、外傷や顎関節の問題など、さまざまな症例に対応していますので、どうぞお気軽にご相談ください。
親知らずの抜歯
親知らずは、前歯から数えて8番目に生えてくる奥歯です。かつては噛むために必要な歯でしたが、食生活の変化により現代人の顎は小さくなり、親知らずが正しく生えにくくなっています。その結果、斜めに生えたり、埋まったままだったりすることが多く、これがトラブルを引き起こす原因となります。
親知らずが原因で発生するリスク
むし歯や歯周病のリスク
親知らずは奥にあるためブラッシングが難しく、汚れが溜まりやすくなります。その結果、むし歯や歯周病になりやすく、炎症を引き起こすこともあります。
歯並びの乱れ
横向きや斜めに生えた親知らずが、手前の歯を強く押すことで歯並びが乱れることがあります。
痛みや腫れ
親知らずの周囲の歯肉が腫れる「智歯周囲炎」を引き起こすことがあり、強い痛みを伴うこともあります。
これらのトラブルがすでに起きている場合や、将来的にリスクが高い場合には、抜歯を検討することが必要です。当クリニックでは、親知らずの状態を診断し、必要に応じて適切な治療をご提案いたします。
お口まわりのケガ（外傷）の治療
日常生活やスポーツ中の事故、転倒などによって、歯やお口の周りをケガすることがあります。口腔外科では、これらの外傷に対する治療をおこないます。
- 歯のケガ
- 歯冠破折（歯の上部が折れる）
- 歯根破折（歯の根の部分が折れる）
- 歯の脱臼・脱落（歯がずれたり抜けてしまう）
歯が抜けた場合、適切な処置をおこなえば元の場所に戻せる可能性があります。抜けた歯は、乾燥を防ぐために牛乳または生理食塩水に浸し、できるだけ早くご来院ください。
顎の骨のケガ
- 顎骨骨折（交通事故、スポーツ外傷、転倒などが原因）
- 顎関節脱臼（大きなあくびや口を開けた際に外れることがある）
顎の骨が折れているかどうかを診断するため、当クリニックでは歯科用CTを使用して正確な検査をおこないます。顎関節脱臼の場合は、外れた顎を適切な位置に戻し、再発防止できるように継続してサポートいたします。
口腔内の軟組織のケガ
- 唇や舌の切り傷、出血
- 頬や口の中の粘膜の損傷
出血がひどい場合や傷口が大きい場合は、早めにご相談ください。
口腔内の腫れやできもの
お口の中にできものができたり、腫れが長引いていたりする場合には、炎症・腫瘍・口内炎などが原因である可能性があります。特に、歯茎や顎の骨の中に膿が溜まる「顎骨嚢胞（がっこつのうほう）」や「顎骨腫瘍（がっこつしゅよう）」が疑われる場合は、CT検査などでくわしく診断し、適切な治療をおこないます。
顎関節症
このような症状がある場合、顎関節症の可能性があります。
- 口を開けると顎がカクカクと音がする
- 顎が痛くて大きく開けられない
- 頭痛や耳鳴りがある
顎関節症は、噛み合わせの異常や顎の筋肉の緊張が原因で起こることが多く、放置すると症状が悪化することがあります。
歯の移植
むし歯や外傷によって歯を失った場合、ご自身の不要な歯（親知らずなど）を利用して、歯の移植をおこなうことが可能です。条件が合えば、インプラント治療よりも費用を抑えられるため、自然な噛み心地を取り戻せるメリットがあります。
当クリニックでは、歯の移植や再植に対応していますので、ご興味のある方はご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群（SAS）
- いびきをかく
- 寝ても疲れが取れない
- 寝苦しい、呼吸が止まることがある
このような症状がある場合、睡眠時無呼吸症候群（SAS）の可能性があります。軽度の症例では、マウスピースによる治療で改善することが期待できます。
大学病院など専門機関への紹介も対応
当クリニックでは、高度な外科処置が必要な場合、大阪大学病院などの専門機関へ紹介することが可能です。症状や治療内容に応じて、最適な治療が受けられるようサポートいたします。
口腔外科治療はお早めにご相談を
口腔外科は、親知らずの抜歯だけでなく、お口のケガや顎関節症、できものや腫れなど、幅広いトラブルに対応する診療科です。お口の中で気になる症状がある方は、放置せずに早めにご相談ください。伊藤歯科クリニックでは、患者さんの症状に合わせた適切な治療を提供し、必要に応じて専門機関とも連携をおこなっています。お口の健康を守るため、どんな小さなことでもどうぞお気軽に当クリニックまでご相談ください。
