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歯を失った後の選択肢としてのインプラント治療

伊藤歯科クリニックでは、歯を失った場合の対応として、インプラント治療を含む複数の選択肢をご提案しています。
歯を失った後の対応は「治療が必要な病気」ではなく、患者さんの生活の質や価値観に基づいて選択すべきものです。当クリニックでは以下の選択肢をすべてご説明します。

何もしない 歯が失われても機能や見た目に問題がなければ、そのままにすることも選択肢のひとつ
インプラント 人工歯根を埋め込み、最も天然歯に近い感覚を再現する方法
ブリッジ 両隣の歯を支えにして固定する方法(保険適用可能)
入れ歯 取り外し可能な義歯(保険適用可能)

最適な選択のために

最適な選択のために

例えるなら、移動手段として自転車、電車、自動車などさまざまな選択肢があるように、歯の欠損に対する対応にもひとつの「正解」はありません。当クリニックでは患者さんの口腔内の状態、全身の健康状態、生活スタイル、経済的な面などを総合的に考慮し、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを丁寧に説明します。最終的には、患者さんご自身が納得のいく選択ができるようサポートいたします。

インプラント治療

インプラントとは、歯を失った部分に人工歯根(インプラント)を埋め込み、天然歯のように噛めるようにする治療です。従来の入れ歯やブリッジとは異なり、しっかりと固定され、違和感なく食事や会話を楽しめるのが大きな特徴です。

このようなお悩みの方におすすめします

  • 入れ歯が合わない
  • 噛みにくい
  • 歯茎との間に食べ物が挟まる

このような悩みを持つ方が増え、より自然な噛み心地を求めてインプラント治療を選択する方が増えています。

当クリニックでは、単に失った歯を補うだけでなく、「歯とあごの骨をこれ以上失わないため」の治療を重視しており、その一環としてインプラントが重要な役割を果たしています。

インプラントのメリットとデメリット

インプラントは多くのメリットを持つ治療法ですが、デメリットも理解した上で治療を選択することが大切です。
当クリニックでは、事前に綿密な検査とカウンセリングをおこない、インプラント治療が適しているかを慎重に判断します。

インプラントのメリット

  • 健康な歯を削る必要がない
  • 天然歯に近い噛み心地が得られる
  • あごの骨が痩せるのを防ぐ

デメリット

  • あごの骨の状態によっては適応できない
  • しっかり清掃しなければ、歯周病のような炎症が起こる
  • 外科手術が必要
  • 治療期間が長く、費用がかかる

インプラント治療はこのような場合に適応

一本だけ歯を失った場合

事故や先天的に歯が少ないケースなど、一本だけ歯を失った場合にもインプラント治療が可能。ブリッジのように健康な歯を削る必要がなく、単独で機能するため、他の歯への負担が少ない。

数本の歯を失った場合

奥歯を中心に複数の歯を失った場合は、独立したインプラントを数本埋め込むことで機能を回復。周囲の歯に依存せず、安定した噛み心地を維持できる。

すべての歯を失った場合(総入れ歯の代替)

総入れ歯では噛みにくい、ズレる、食事のたびに不安を感じるといった問題がある場合、インプラントによって固定することで改善可能。一本から数本のインプラントを埋め込み、入れ歯を固定することで、ズレを防ぎ、より快適に使用できる。

インプラント治療の流れ

治療期間は、個人差はありますが、おおよそ1~2年程度。

step01

診査と治療計画

CT撮影や詳細な診査をおこない、インプラントが適応可能かを判断。当クリニックでは、「iCAT」というコンピュータシステムを使用し、術前に正確なシミュレーションをおこなって、最適なインプラントの位置を決定する。

step02

人工歯根(フィクスチャー)の埋入

局所麻酔を施し、チタン製の人工歯根(フィクスチャー)をあごの骨に埋め込む。このフィクスチャーが、歯の土台となる重要な部分。

step03

骨との結合(オッセオインテグレーション)

インプラントが骨としっかり結合するまで、3~6ヶ月の期間を待つ。この期間中は、仮の入れ歯を使用することも可能。

step04

人工歯との連結

インプラントとあごの骨が完全に結合したら、歯冠の土台(アバットメント)を装着。この状態で歯茎が安定するまで、1~6週間ほど待つ。

step05

人工歯(補綴物)の装着

歯茎の状態が整ったら、型取りをおこない、患者さんの歯に合わせた人工歯(補綴物)を作製。補綴物が完成したら、インプラントの土台に装着し、しっかりと固定する。

インプラントの費用

種類 費用(税込)
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インプラント治療後のメインテナンス

インプラントは、適切なメインテナンスを続ければ長期間にわたり快適に使用できる。
しかし、メインテナンスを怠ると、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を発症し、最悪の場合インプラントを失うこともある。

日常のケア

  • 毎日の歯みがき(歯間ブラシ・フロスの活用)
  • 適切な咬合バランスを維持するための定期検診
  • 噛み合わせのチェックと調整
  • 歯科医院での定期メインテナンス

3~6ヶ月ごとのクリーニングとチェック

  • レントゲン検査による骨の状態確認
  • 人工歯・アバットメントの緩みや破損のチェック
  • 定期的なメインテナンスをおこなうことで、インプラントの寿命を延ばし、快適な口腔環境を維持できる。

インプラント治療をお考えの方へ

インプラント治療をお考えの方へ

インプラントは、しっかりと噛める機能を取り戻すだけでなく、残っている天然歯やあごの骨を守るためにも有効な治療。しかし、誰にでも適応できる治療ではないため、綿密な診査と計画が必要です。当クリニックでは、患者さんお一人おひとりの状態に合わせた最適な治療プランを提案し、安心・安全なインプラント治療をご提供しています。

「インプラント治療を受けたい」「詳しく話を聞いてみたい」という方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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